アレクサンダー・テクニークは100年以上前から学ばれている、
楽になる「からだの使い方」メソッドです。
私たち人間の頭は、
どれぐらいの重さがあるか、ご存じですか?
人間の頭の重さは、体重の8パーセントといわれます。体重50㎏の人は、頭の重さが約4㎏、体重62㎏の人は、頭の重さが約5㎏です。私たちの頭は、ボーリングの玉のように重いのです。
そして、私たちは、首(背骨)の上で頭がバランスをとり、生活をしています。
アレクサンダー・テクニークは、頭が首(背骨)の上で、うまくバランスをとることを学びます。
「頭が首(背骨)の上で、うまくバランスをとる」ために、身体がどのように動いているか、どのように感じているか、身体の内に、身体の外に、気づきを広げていきましょう。
歩く、立つ、座る、腕をあげる等、毎日なにげなくやっている動きを、どのように動いているか、どのように感じているかについて、気づきを広げていくことによって、自分自身のことを理解することができるのです。
気づくことは、「気のせい」ではありません。
5感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)が広く知られていますが、現在では、体性感覚(皮膚感覚、深部感覚)、内臓感覚、特殊感覚(視覚、触覚、味覚、嗅覚、平衡感覚)などという感覚が分かっています。
感覚とは、体の外部や内部の変化を感覚器(目、耳、皮膚、舌、鼻など)の受容器で感受し、その興奮が感覚神経から脳へ伝えられ「感じる」のです。
このうち深部感覚(プロプリオセプション)は、私たちが、ほとんど意識しないで使っている感覚です。
たとえば、眼を閉じていても手がどこにあるか、その曲がり具合がわかります。前を見たまま、手足、体でコントロールして自転車に乗っています。手で羽毛をつぶれないように持つ、鉄アレーを持ち上げる、そのような力の入れぐあいの調整。
それらは、すべて深部感覚(固有感覚、とも言う)によって感じています。
アレクサンダー・テクニークでは、私たちがなにげなく使っている、この深部感覚(固有感覚、プロプリオセプション)に意識を向け、気づきを広げていくのです。
この気づきを育成していくことによって、身体のバランスを、よりうまくとることを助けます。そして何気なく使っている感覚を意識的に使うことで、脳の中に新しい神経回路が作られるのです。
最近の科学で、脳は生涯を通して進化し、変化を続けることがわかってきています。
アレクサンダー・テクニークは、気づきを通して、
身体が楽に動くようになるとともに、脳を活性化し、
生き生きと生活する助けになります。
●頭痛、肩や腰、手足など、からだの痛みの改善に役立ちます。
●声を出すこと、発声など、楽器演奏、舞踊やスポーツなどの動きを妨げる癖を改善するのに役に立ちます。
●心身がだるい、ぼんやりする等、慢性的ストレスの改善に役に立ちます。
■講師 北村綾子
■受講料(2018年12月31日までの期間限定料金)(1レッスン約40分)
初回1000円・2回目から2500円
(感想文を書いてくださるなら5レッスン1万円のセット割引もあり)
■場所 京都市立呉竹文化センター 京都府京都市伏見区京町南7丁目35-1
(京阪「丹波橋駅」近鉄「丹波橋駅」西口前)
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■時間
12月15日(土) 和室B 9:00~ 9:40 10:00~10:40 11:00~11:40
19日(水) 和室B 9:00~ 9:40 10:00~10:40 11:00~11:40
■お申し込み・お問い合わせ atfushimi187@gmail.com
電話 090-1136-8229
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