アレクサンダー・テクニークの会 ブログ

レッスンを始めました。レッスンのご案内、日々の気づきや、思うこと考えることを書きたいと思います。

また緊急事態宣言が出されるようですね。

 「1都3県に再び緊急事態宣言が出される見通し」と、ニュースで聞きました。

 

 それに伴って、飲食店への時短要請などなど規制を強化して、人の移動を減らし、感染スピードを遅くする。ひっ迫した医療体制が崩壊しないように。
 そのうちワクチン接種が始まり、感染者が減っていく。というような予想なんでしょうか?

 

 経済の回復のためといいながら、企業や金融関係への助成が目立つ。
 収入が減った人たちへの助成金や、失業した人たちへ失業手当や生活保護を手厚く出すことは、必要だと思うんです。が、一時しのぎだということは、みな、わかっている。
(日本の国債は、ものすごい額になり、そのうち破綻するのではないか?という心配は、口に出せば、誰でも心配になるようなこと。年金が減ってしまうかも)
 いつまでも大盤振る舞いは出来ない。

 

 たとえば、医療関係で働く人が、たくさん必要なら、医療補助や看護補助の研修などを特別に設け、仕事を増やすとか。
 介護現場でも働く人が必要なんだから、介護研修などを設け、仕事を増やすとか。
 外国人技能実習生が来日できず、農業関係や工場関係などで働く人が減っているなら、日本人が働きやすいよう労働条件を整え、低賃金のところを最初は国が補助するとか。

 お金の援助だけでなく、収入が減った人、失業した人が自立できるような、いま社会で必要とされる仕事について、収入が得られるような援助が必要ではないでしょうかね?

 

 ダブルワークOKとか、現場の労働者をまだこき使うつもり? 新型コロナ感染症に罹患しなくても、過労で倒れてしまう。

 

 医療の現場も、介護の現場も、農業の現場も、さまざまな現場で、これまでギリギリの人数で現場をまわしてきた。
 または、外国人技能実習生や外国人労働者を安い賃金で、簡単に切り捨てられる安全弁としてつかってきた。または、派遣社員を安全弁としてつかってきた。

 

 私のような者でも、わかるようなことですが、このような人の仕事の在り方が変わっていかざるを得ないような状況になってきていると感じます。

 

 「やりたいこと」を考え、その延長線上にある、今「できること」を考えましょう。

 

 首を楽に、胴体をゆったりと、

深く息を吸い込み、自分自身が、いまここにいることを確かに感じています。