遠視がわかって、矯正メガネを使って2カ月が過ぎました。
最初は、よく見えるのでビックリ! ところが、最近だんだん夜になると、目が疲れるようになってきたのです。
慣れないメガネをずっとかけているからフレームが重いのかも?または、乱視などなどが隠れているのかもと考え、メガネ屋さんに行って検査をしてもらいましたが、2カ月前と変わらず。
手持ちメガネのフレームに、レンズを入れてもらったので確かにフレームは重いのです。(交換しよう……)
ずっと前に、私は校正の仕事をしていたので、目に力を入れる癖があるのだろうと思い至りました。
最近では、アプリが文章のおかしなところをチェックしてくれる機能がありますが、しばらく前は、人間が校正原稿を読んで、チェックしていたのです。
残念ながら私は優秀な校正人ではなかったので、文字をにらみ、何とか適切ではないところを見つけるよう試みていました。そのときの癖、「文字をにらむ」ことは文字を凝視し結局のところ、目周辺を必要以上に緊張させてしまっていました。それが何年も続くことで、「しっかり見る」ことは「文字をにらむ」ことになり、習慣化していたのだろうと思い至ります。
そして、その習慣があまりに近くにあるので、気がつかなかった。眼精疲労がひどくなってきた。確かに遠視ではあったんだけれど。私の癖が、眼精疲労を速めていることには、気がつかなかったんだなあ。
さて、習慣から脱学習するための技術であるアレクサンダーテクニークを、ここで、どう使うか? 試行錯誤していますが、今のところ、
眼精疲労を感じたら、まずは、眼を閉じて休める。両手の手のひらで左右の目を覆い、ねぎらいの気持ちを込める。(自分自身を、叱らないように。そんなことで状況は改善されないのだから。まずは「お疲れさま」)
古典的に、首は楽に、頭は前に上に、背中は広く長く、膝はお互いに離れていく、と思い、全身に認識を広げる。
時間があったら、横になるが、不可能な場合多し。
そして、アクビをして、ウイスパード・アーをする。(これは顔と頭の筋肉を緩め、ストレッチに通じます)
上記のようなことをして、乗り切っています。
気づかぬうちに身についた習慣は、まずは、気づけたことを幸せに思い、闘わず懐柔することをめざすのか得策かと思う、今日このごろです。